トモダチゲームの1巻が無料なので読み返してみた
今ならまんが王国で「トモダチゲーム」の1巻が無料で読めるので、読み返してみました。
うん、なんと引きの強い1巻なんだ。こりゃ人気出るワケだわ。改めてそう思いました。(小並感)
トモダチゲームのあらすじ
高校2年生になる片切 友一(かたぎり ゆういち)。彼にはとても仲の良い友達(クラスメイト)がいた。
- 家が金持ちで学級委員長の四部 誠(しべ まこと)
- 正義感が強く副学級委員長の沢良宜 志法(さわらぎ しほ)
- 成績学年トップでコミュ力もある美笠 天智(みかさ てんじ)
- 優しくて我儘ボディの心木 ゆとり(こころぎ ゆとり)
自分ら5人の友情は、ずっと続くものだと思っていた。
ある日、クラス内で事件が起こる。皆から集金した修学旅行費の200万円が盗まれてしまったのだ。
管理していたのは、学級委員長の四部と、副学級委員長の沢良宜。
修学旅行費が盗まれた翌日から、四部と沢良宜は学校を休み、クラスメイトから「犯人はあいつらなんじゃ・・・」と疑われてしまう。
四部と沢良宜の行方を心配する友一。そんなある日、友一の家のポストに「大切な話があるから今日の23時に校門前に来て」と書かれた手紙が投函される。差出人は沢良宜だった。
23時に校門前へ行くと、沢良宜だけでなく、四部、美笠、心木、仲の良い4人がみんな集まっている。
事情を聞くと「みんな友一からの手紙で呼び出された」と言うのだ。
まるで何かの罠のよう・・・。そう疑った時には既に時遅く、後ろから迫る人影にスタンガンを押し当てられ、気絶させられてしまう。
目を覚ますと、5人一緒に何もない部屋に閉じ込められていた。
目を覚ました友一らの前に、マナブ君というアニメキャラの着ぐるみを被った人物が現れ、状況説明をする。
友一らはお金稼ぎのゲームのため、連れて来られたようだ。
今から行うゲームでは、主催者側に1回勝つ毎に200万円貰えるらしい。上手く行けば大儲けだ。
ただし、友一ら5人は一人400万円の借金を負った状態からスタート。順調に勝たなくては、借金を背負ったまま、帰還しなくてはいけない。
ちなみにこのゲームの参加費は200万円。既に5人の内、誰かから受け取っているらしい。
・・・え?その200万円って、修学旅行費を盗んだ金じゃあ・・・?しかもその金で、オレらを売ったってこと・・・?
ゲームの主催者は、仲間を裏切った者だけが得するようなルールを随所に用意し、友一たちの友情を壊していく。
トモダチゲームの感想
改めて読み返すと、やっぱ面白いな〜、上手いな〜と思うと共に、ライアーゲームそっくりだとも思いましたw
誰かを裏切ったら得をする。だけど全員が協力すれば全員勝利できる。ってとこなんてクリソツ。
トモダチゲームを読んでるはずなのに、ライアーゲーム 神崎 直の「みんなで協力しましょう!」ってセリフが、頭をよぎりましたよ。※そんなセリフあったか、うろ覚えですがw
だけど、ライアーゲームとは別種の緊張感があって、物語に引き込まれる。
トモダチゲームは最初から人間関係出来上がってるからな〜。だからこそ、お金を取るのか?友情を取るのか?という緊張感が、つねにまとわりつく。
そして何と言っても、1巻を読んだだけだと「え?え?5人の内、誰が修学旅行費を盗んで、ゲームに参加表明したの?」って気になって、続きを読みたくなっちゃいます。
私も初めてトモダチゲームの1巻を読んだ後は、「トモダチゲーム 犯人」とかって、真っ先に検索した気がしますしw
犯人が誰かも気になりますが、動機も気になりますよね。両親の居ない友一以外に、誰がそんなお金を欲するんだって感じですし。
「金の恐ろしさをここにいる誰よりも知っている」とまで言う、友一の過去も気になりますし、1巻を読んだが最後。続きを読まずには要られません。
まだ完結していない漫画なので、無駄に引き延ばさず、最後まで今の面白さを保ってほしいと思います。